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回転玉軸受のこと・・・

どもです。

ちょっとネタが尽きてきたな、と思ったんですが、ふとアンバサダーの予備パーツ入れを見て一つネタができました。

今日のお題はボールベアリングでいきましょか。

今ではリールのチューニングの第一歩として、スプールシャフトのボールベアリングの交換がメジャーになってますね。
実際、僕も自分の持ってるアンバサダーにチューニング・ボールベアリングを入れてるリールがあります。
雨キター!
スモール・ハト用のSX3600C。
こいつには、ヘッジホッグ・スタジオの1150ZRを組んであります。デフォのベアリングが劣化していたのか、組み替えたときには確かにカッ飛び感はありました。
そしてもう一台。
アブガルシア アンバサダーT3000C
最近、ちょこちょこ登場するT3000C。
こいつには、以前XLT-FLに組んでいた、ZPIのSICボールベアリング1044を組んでいます。これも使い込まれていたボールベアリングがデフォでしたので、交換したわけです。正直SiCボールだから何?って感じでいたって普通の回転だと思いますよ。

比較的最新(でもないですが)のアンバサダーにはこんなことしてますけど、僕が好きな古いアンバサダーには基本何もしていません。まあ、例外として10月の釣行時に5000Dに悪戯心で、5152コグウィールの1ボールベアリング入りを付けて使ってましたけど・・・試しに通常組むはずのポリワッシャーが無いとどうなるか試したかっただけでしたから、まぁ良い感じだったとだけ。

何もしてませんよ、オールドにはね。
ただ、ボールベアリングの入れこ(入れ替え)はよくやりますね。
拘っているので、オールドアンバサダーのCタイプに組まれている、中古のボールベアリングをやたらに買って集めて良いものだけ残してそれをとっかえひっかえ組んでいます。
ADRフランス
知ってる方は知ってる、通称「樽型」と呼ばれるボールベアリングです。
このボールベアリングはフランス製でADRというメーカー製の物です。シールドに刻印がされてまして、「ADR WG23SP22 FRANCE」と読めます。
外周が軸方向になで肩になってることから樽型、と呼ばれますが、そもそもなんでこんな形をしてるのか。それはこのなで肩によって回転する軸のセンターずれを自動で修正する、そうなんです。なので「自動調芯型」と言うのが正式なようです。
しかし、現在のボールベアリングで「自動調芯型」は知ってる限り全て、今のボールベアリングと同じ形の平らな頭をした物ばかりです。理由は軸受を必要とする部分の精度が昔と比べて飛躍的に上がったので、コストもかかる樽型を用いる場面が激減した、と聞いたことがあります。なので、相当探し回らないと樽型モチーフのボールベアリングを見れないんじゃないでしょうか、しかもリールに使うサイズは「ミニチュア」ですから、なおさらでしょうね。

で、僕はこんな形のボールベアリングが好きなので、絶対にオールドアンバサダーから頑なにこの樽型を外しません。

でも、最近気づきました。
樽型でも、オールドアンバサダーには4種類使われてたんだ、って。もう2種類は知ってましたが最後の1種はパッと見は気づかないでしょうね。

一つ目が先ほどのやつ。
そして・・・
ABU刻印
ABU刻印のみの物。
この樽型はどうにもよくわからなくて、一説によれば初期のCタイプやCDLにデフォだった、と聞いていたのですけども、うちに転がってる1981年製のオールドパーミングである5500C黒(インナーフレーム色はシルバーアルミ)にデフォとして入っていたのがこのABU刻印のみの樽型。
不思議に思って当時の友人が同タイプの82年製を持っていたので試しにバラしてもらったら、そこには現在の形のボールベアリングが鎮座しておりました・・・。これは組み替えか本気のデフォか?未だに謎なんですよね・・。

無印
そして何も刻印のない「無印」と呼ばれるタイプ。
よく言われるのがオールドの後期に使われたタイプ、だそうなんですけど、未だにこれをデフォルト装備したアンバサダーを見たことがありません。
なので、僕の想像ですけども、オールドで最近ちょっと人気が出たパーミングカップとクラシックタイプの両方のイメージをプレートにした、通称「ナベ型」と呼ばれるアンバサダーに付いてたのかな?って思ってます。
この無印、とってもご機嫌な回転を見せる物を一組持ってます。意外と新しめだから状態の悪くない物と当たりやすいのかな?、なんて思ったりしてます。

そして、最後の4つ目。
ADRフランス2
ADR社製の刻印シールドの物です。
何が謎?
それは、中心の軸穴の厚みが最初に挙げた画像の物と違います。
最初に挙げた画像のADR刻印の物は僕がバラしたアンバサダーの中でも1974年物から77年物に多く見られました。でも、後期タイプでもそのボールベアリングがデフォだった機種もあるそうなんですね。
でも、このボールベアリングを初めて見たのは何を隠そう、僕のお宝である1978年型5600Cでした。
でも・・なんでしょうかね? このボールベアリング、状態が良いものと言うか、最初に挙げた型に比べると何となく回転が今一の物が多いんでしょうかね。ベアリングチェッカー使ってぶん回し比べても先に回転が止まるのが必ずこの型なんですよね。
やっぱ、なんか違うんでしょうね。例えば中のボールの大きさとか・・。

今日は樽型のデフォルト・ボールベアリングに拘ったお話しをしてみました。
例え、現代のボールベアリングのほうが確実に回転がよかろうとも、僕はオールドアンバサダーに関してはこのボールベアリングを使い続けると思いますよ。
・・・そんで「飛ばねー、回転悪ーぅ」と釣り場で一人、悶絶してるんだと思います(笑)。





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コメント

[C339]

ベアリングもそんなに種類があるんですか?!
ABUの歴史の長さを物語っていますね。

リール屋さんによっては
古いベアリングには古いオイル
(鮮度は新しくないとダメなんでしょうけど…。)
を勧める方もいらっしゃいますね。
相性もあるんでしょうか…?!
  • 2015-12-17 17:42
  • エージェントi
  • URL
  • 編集

[C340] 意外とスルーしちゃう小さいことですけどね

エージェントiさん

ありがとうございます。
これも時代の流れでしょうね、日々進歩していこうとするメーカーや職人さんの心意気を感じ取れるのかもしれません。
ボールベアリング自体はアンバサダーのCタイプ(始祖は5000DL)が登場してから15年から20年位の間がこの形のボールベアリングの全盛期だったようですよ。今考えても古くからボールベアリングをリールに組み込んだアブは時代を見据えていたのかもしれません。…途中で矛先が間違ったみたいですけどね(笑)。

古いベアリングには古いオイルというのは、相性もあると思いますが、オイルの粘度の高めな物を使って、昨今の回転性能よりも耐久性を重視した、良い意味のデチューンだと思ってます。
古いリールをこれからも大切に使ってもらいたいからこその親心もあると思いますよ。
僕は今どきの中粘度オイルを使ってます。
  • 2015-12-17 20:56
  • つぅ
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