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スーパーストライクのマルチピース

どもです。

日曜に仕事で今帰ってきたとこです・・・。

疲れてるけど、今日は書き込みしようと思いました。

さてさて、SSDの最中と昨日ちょっと釣りに出かけて使ってきた、例のニューカマーであるスーパーストライク・イノベーション トップウォーター・トラベラーの中途半端なインプレッションを書いてみます。
ちなみになぜ中途半端かと申しますと、ぶらっくを掛けてないので釣り味とか掛けてからの具合までお話しできないからです。
とりあえず、使い心地、ということで。
では、行ってみましょう。

トラベラー

トップウォーター・トラベラーはユーザーの要望から開発がスタートした竿でして、昨年の津久井湖SSDの座談会・・だけではないと思いますが、その時に「あればほしいと思う方」と問われ、即座に挙手をいたしました。
張り切って挙手した人(僕)が買わないのはおかしいですし、そもそもこんな竿をスーパーストライクとして出してもらえるのなら、ぜひ欲しい、と思ってました。
実は、トップ用のマルチピース竿はすでにグラスアイさんがとうの昔に世に送り出してるので、スミスが初、というわけではないのです。
たぶん、それも意識はしていたのでしょう。スミス・・というか玉越さんは今までにないものを取り入れてこいつを世に送り出しました。
まず、素材。玉越さんも本当はグラス素材で作りたかったそうなんですが、今のグラス素材は進化しすぎで理想のトップ用グラスロッドを作ることが困難になってきたこと、グラスでマルチピースの竿を作るとどうしても重くなる、ということで、ブランク素材はカーボンになりました。
ただし、カーボンと言っても従来の20tクラスの低弾性カーボンではありません、10t・15tという超低弾性カーボンを使用しました。これは今までにないカーボンロッドです。
確かに知らない人に黙って渡して振らせれば、おそらく大多数で「グラス」と答えるでしょう。現に2月の時点で竿に関してはとても詳しいウインズの清水店長でさえ、「グラスかもしくはハイブリッドのブランクかもしれない」と言わせたほどです。
どこでこんな素材を見つけたのか?もし今まで当たり前のように現存していたのであれば、なぜ竿メーカーが挙って使わなかったのか?
答えはこうでした。
この超低弾性カーボンのシート自体が短いものしか現存しないため、1ピースや2ピースの竿の長さにはシートの長さ不足で作ることができないそうです。
逆に言えば、この竿のために現存したカーボンシートともいえると思います。
この竿はマイナーメーカーはどうかわかりませんけど、メジャーなメーカー、それもトップ用の竿としてなら業界初の試みかもしれませんね。
この竿のジョイントは自然なテーパーを再現するためにスリップオーバー・フェルールを採用しています、いわゆる逆並継ですが、スピゴット・フェルール(一般な印籠継)の様にブランクの雄・雌の段差がありません。
それどころか、スピゴットのように継部にカーボン・ソリッドを仕込まないため、ガイドにラインを通して曲げてみると、継部が存在しないが如く実に自然できれいな曲がりを描きます。
ただ、最初は僕も曲がりの頂点付近に継部があったため、ちょっと不安でしたが、SSDの時に小笠原さんから、
「継部が自然に曲がってるほうが強度が出るんですよ。逆にそこが曲がらず突っ張ると、破損しやすくなりますよ」と説明をいただけたので、不安はなくなりました。
そして、もう一つ。
ブランクの雌側の縁にはメタルリングを仕込んでいます。
これはスレッドの飾りまきと合わせた飾りとしての見栄えとブランクの裂け防止の2つの役割を持ってます。このメタルリングがあっても全くテーパー自体は阻害しないし重くないからさらに驚きです。
このメタルリングに関して、ウインズの清水店長は太鼓判を押していました。

さて、実際に使ってみました。
今回、SS-TT60L3に78年型5600C、ストライクグリップシングルガンコルクのミステリアスブラック、ラインはバリバス・ソルトウォーターVA-G10lbという組み合わせで、SSD当日と昨日の池でペンシルを使ってみました。
初投げ
持ってみての第一印象は、「短い」でした。
普段、6フィート6インチや6フィート4インチを標準で使ってる僕からすると、たとえ6フィートでも感覚は5フィート6インチでした(笑)。
これは昨今の長さの「ずれ」もあるのかもしれません。実際、現行でもスーパーストライク・クラシックシリーズは、一昔前の長さ、いわゆるグリップを含まないブランク長での長さ表記でしたが、現在はどんな竿でも大半がグリップ込の全長表記となっています。ですからこれもグリップ込6フィート、といってもいいのかも。
なので、操作は最初は明るい時間に慣れておく必要がありました。
この竿は遠距離になるとちょっと姿勢を変えて操作する必要がありました。僕は普段しゃがんで操作します。
この竿は遠距離になると立つ必要がありました。でも、なんとなくのコツは掴みましたから、しゃがんでも何とかなります。
そのコツは6フィート6インチの竿の時より出だしの竿さばきを長くスイープにすることで、6インチ?短い竿でもリーチは稼げるのかな?と。
最初は6フィートオーバーの竿と同じ感覚で操作したため、竿にラインの重さをうまく乗せることができませんでしたが、このスイープを意識して竿をさばけば、おのずとラインの重さがブランクに乗ってきます。
操作感覚、僕的に良好です。
さて、キャストの能力。
ぶっちゃけ言いましょう、僕的に二重丸ですよ!
3ピースだからちょっと気を遣いそう、と思われるかもしれませんが、気を遣わず、自然に楽に投げれます。全体的に軽いので変に力まないのもありますが、自然にすっと投げるだけで信じがたいほどの飛距離を叩き出します、確実に20m以上を全く力まずに持っていくことができるトルクを秘めています。リールもあるのかもしれませんけど、僕のはオールドアンバサダーですから、現行のハイスペックなリールと組み合わせればさらに飛距離は稼げるのではないでしょうか、それほど遠投能力は優れています。
ただし。
もっと飛ばしてやれ!、などとスケベ心を出しながらの力みキャストをすると、途端に竿が持ち主に逆らいます。
力むと、竿のトルクが発射したルアーを錐もみ状態にして失速させ、結果リールのバックラッシュを併発します。
この竿を扱うコツはリラックスしてお気楽に使うことが一番なのかもしれません。

ハトリーズのペンシルベイトを4種類ほど使いました。この中でも僕的にこの竿と相性が良かったと思えるルアーは、スイングボーイとW・WSO52Aでした。この2つは竿に対して機敏に反応します。
逆にちょっと竿とのコツを考えないといけないかな?と思ったルアーは、タンゴ・アルゼンチーノと冥王星人・女でした。
この2つに共通するのはこの竿に対して一発目の出だしをやや強めにしなくてはならないことですので、そこを煮詰めないとです。

池でも

使えば使うほど面白みが出てくるTT60L3。
正直、買ってよかった竿でしたよ。
あとは、魚かけないとなりませんね・・・。

お。そういえば、この一つ強いバージョンのTT60M3をSSDのときに使ってみたんでした。
14640885790.jpeg
見た目はパッと見だとどっちがどっちかわからないほどです。
ただし、よく見比べると若干ですがM3の方がやや太く見えます。
このインプレの前に注意します。
もし、トラベラーを購入しようとお考えの方に。
現物見て、最初にM3を空振りするのはやめましょう。
M3もわりとしなりますから、「M3がこうだからL3はこうだね」と勝手にL3のアクションを自分のいいほうに想像しがちになります。
ぶっちゃけましょう、これをやって現物見ずにL3を買った場合、確実にL3が意外と強く感じてややがっかりします。
:経験者は語る・・・(爆)。

そうなんです、M3はハイトルクな竿ではありません、思った以上にいい感じのしなりを見せてくれる、しなり具合で近いのはタクトオブウィゾMあたりかもしれませんが、投げるのも操作もとてもしやすい竿に仕上がっています。当然強さもL3よりは若干強めです。
ただし。
やはりこの竿は抵抗の大きいルアー、5/8ozクラスのペンシルやポッパーや水車などにちょうどいいと思います。
これは僕の感覚ですけど、この竿だとラインの重みをとにかく感じにくいんですよ。
ですから、ハトリーズクラスを扱いたいのならば、必然的にL3がいいと思います。
そこをあえてM3にする、というのもありですけど、僕の運転の仕方だと、M3はないですね。
実際、W・WSO52AをM3で使ってみましたが、僕の使い方ではWSOの軌跡がエクレア(仏語で稲妻)になりました。
使えないことはありませんが、非常にコツをつかむ必要がありそうです。

今日は仕事疲れを押してまで、釣り具ネタを書きたくなってトラベラーのインプレを書いてみました。
これから購入を検討されてる方のお役に立てれば幸いです。

あ、そうそう。一つだけ欠点がありました。
竿袋。
しまいやすいけど、取り出しにくいんですよ。
ここ、改良してほしいですね。


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コメント

[C555] メッセージと申請出をしました。

時間の有るときにでも確認お願いします。

パックロッドって男の子心を擽るものがありますね。
最近だとフライロッドの4本継ぎ等使ってますが、3本が主流になりつつあるとか
ききますね。

継ぎ部の仕上げとか日々進化しているんだな、等と興味津々です。
  • 2016-05-30 09:12
  • URL
  • 編集

[C556]

かなり詳しいインプレでした。
短時間でここまで解明されるとは
やはりつぅさん
只者じゃないですね。(゚o゚;;

可能であれば継部の写真がみたいです。
普通の印籠継ぎではないようですね。
興味ありです。(。-_-。)
  • 2016-05-30 17:22
  • エージェントi
  • URL
  • 編集

[C557] 確かに受け取りました。

秀さ~ん。

ありがとうございます、あっちでもリアルでも友達ですからね!

パックロッドの男の子心を擽る理由は、「かっこいい一つの武器」的な印象を受けるからではないでしょうか?
コンパクトなのに、組み立てるとでかくなる。これでしょ。
フライロッドの3ピースは10年前から普通に世に出てましたが、僕の気に入ったフライロッドはことごとく2ピースばかりでしたよ。
パックロッドと聞くと4~5本継をイメージしますから、フライロッドの4ピースは至極当然、とも思っちゃったりします。

継部はよく見たら、雌のほうがちょっと太かったので、普通に逆並継でした。
  • 2016-05-31 21:52
  • つぅ
  • URL
  • 編集

[C558] ただものです・・・

エージェントiさん。

ありがとうございます。

3ピースに興味がある方が結構いらっしゃるようでしたから、なんとなくの感じでぶっちゃけてみました。
僕は全然すごくはない人間ですが、そう評価してくださってうれしいです、ありがとうございます。

お礼というわけではありませんが、エージェントiさんのリクエストに次項でお答えさせていただきました。
嘘をついていた部分がありましたので、この場を借りて申し訳ございませんでした。


  • 2016-05-31 21:57
  • つぅ
  • URL
  • 編集

[C559]

了解です。
次頁を確認します。ヽ(´o`;
  • 2016-06-01 17:05
  • エージェントi
  • URL
  • 編集

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